会員登録

中国大陸と香港がCEPA追加協定に調印、広東語映画の一般公開が実現

2013-09-04 20:46:20     cri    

 これまで広東語による香港映画が大陸で上映される場合は、北京語吹き替え版だけが一般公開の対象でしたが、今後は広東語音声のオリジナル版も上映可能になりました。この決定は先週、CEPA(中国大陸と香港の経済と貿易の緊密化協定)の追加協定に盛り込まれたということです。香港の映画業者からは、映画製作の簡素化やコスト削減などのメリットがあるとして期待が高まる一方、大陸の映画ファンも作品のオリジナリティをより楽しめることになりました。

 香港映画協会の洪祖星理事長はこの動きを歓迎し、「これにより、もっと多くの香港映画が製作されるだろう。これまで、香港映画は大陸で上映される場合、広東省以外ではすべて北京語による吹き替えと字幕の制作が義務付けられていた。言葉が変わると、俳優の演技や映画の雰囲気に違和感を覚えることもあり、映画のクオリティに影響を与えてきた。今回の政策緩和により、真実味のある香港映画はより多くのファンをひきつけるに違いない」と語りました。

 この協定は2014年1月1日に正式に発効します。(ミン・イヒョウ)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS