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香港で日本震災支援イベントが開催、トップスターが勢ぞろい

2011-04-07 10:58:26     cri    

 「香港演芸人協会(香港芸能人協会)」の呼びかけにより、東日本大震災チャリティーイベント「愛に国境はない 3・11キャンドルナイト(愛心無国界 311燭光晩会)」が4月1日夜7時から3時間にわたって香港のヴィクトリアパーク(維多利亜公園)で行われました。


香港のトップスターたちが手をつないで、イベントのテーマソングを熱唱

 「香港演芸人協会(香港芸能人協会)」ジャッキー・チェン(成龍)、劉徳華(アンディ・ラウ)、エリック・ツァン (曾志偉)、アラン・タム(譚詠麟)、ハッケン・リー(李克勤)、ジャッキー・チュン(張学友)など香港を代表する歌手、俳優、タレントなど約500人が勢ぞろいしたほか、日本の千昌夫、中村雅俊、人気グループAKB48の代表及び、インドネシアのSERENA、韓国のWonder Girlsなど海外の人気スターも駆けつけました。


日本の人気グループAKB48のメンバー

 これに先立ち、ジャッキー・チェン(成龍)、ジュディ・オング(翁倩玉)らがこのイベントのテーマソングのレコーディングを行いました。同テーマソングは北京語、広東語、日本語の3バージョンとなっていますが、日本語バージョンは日本人誰もが知っている宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」がそのまま歌詞になっているため、そんな暖かいエールで感動する日本人も多いでしょう。


イベントに駆けつけたジュディ・オング(翁倩玉)=中央

 イベントの総指揮を務めるジャッキー・チェンは「地震発生当日、香港の芸能界は非常に心配はしていたものの、被災地まで行ける飛行機や車がない状態で、何から始めればいいのか、どのように日本へ物資を送ればいいのか、ずっと模索してきた。前回の四川大地震の際には、ジュディが日本で募金活動をしてくれた。今回は私たち香港の人たちが日本のために手を差し伸べる番だ」と話しました。


日本の名曲「北国の春」広東語バージョンを披露した容祖兒 (ジョイ・ヨン)

 イベントで『北国の春』を広東語で披露した容祖兒 (ジョイ・ヨン)は、記者のインタビューに答えた際、「小さい頃『北国の春』を聞いたことがあり、とても親しみを感じる歌だった」とこの曲を歌った理由について語り、今回の大地震について「義捐金を寄付したほか、自分の歌を通じて、被災者の皆さんに希望を与えたい。また、世界中の皆さんに、地球環境を大切にし、互いに助け合ったり思いあったりする大切さを理解してほしい」と話しました。


韓国の女性アイドルグループwonder girlsとジャッキー・チェン

 一方、「NOBODY」という曲で中国で大ブレイクした韓国の女性アイドルグループwonder girlsも記者のインタビューに答え「知り合いの日本人で今回の地震で肉親を失った人もいたので、とても心を痛めている。海外活動の真っ最中なので、韓国国内の様子はまだ分からないが、日本で被災されている人々のためには、今韓国人もきっと精一杯支援している」とエールを送りました。

 当日、集められた募金は2000万HKドル=約2億円に達し、すべて日本の被災地支援のために寄付されるということです。(ミン・イヒョウ)

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