2011年3月26日（土曜日）の夜、韓国の人気歌手RAIN（ピ）が中国北京でコンサートを行いました。開場の数時間前から、一万人余りのファンがコンサート会場に駆けつけました。

　「2011・The best」コンサートが北京で開催されていますが、韓国や日本からのファンたちも多いです。今回のコンサートは「木を植えて、地球を救う」という意味も込められています。

　RAIN（ピ）はオープンニング曲として『I'm coming』を歌い、一曲歌い終えた彼は汗まみれでした。多くのファンの前で白いシャツを脱ぎながら黒いチョッキを見せると、会場が一瞬にしてファンの叫び声で埋めつくされました。

　コンサートの途中で、彼が参加した「中韓植林活動」のビデオが流され、ファンたちを感動させました。RAIN（ピ）はチャリティ活動にも積極的で、小児がんの子供達のためのチャリティコンサート、エイズの子供たちを救うためのチャリティ、カンボジアに井戸を寄贈、日本の新潟地震、中越地震、韓国のテアン、中国の四川地震などのボランティア活動並びに義援金や支援物資の寄付などを行いました。

　RAIN（ピ）はアジアのダンサー王子と呼ばれるほど、ダンスがうまいです。今回の北京コンサートでも、自慢のダンスで最高のパフォーマンスを披露しました。舞台中央の天井から「雨が降り」、RAIN（ピ）は歌を歌いながらファンを魅了し、コンサートの雰囲気を最頂点に持ち上げました。

　RAIN（ピ）は20曲余りを歌い、2時間のコンサートがあっという間に終わりに近づきました。最後に『Party time』などの3曲を披露し、その上中国のファンのために中国語で「今後、中国のファンたちに会えるようもっと努力する」と再会を約束し、別れを惜しみながらファンたちに手を振り、去っていきました。（取材・写真：Sui）