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台湾のチャリティー番組で約2億元(30億円)の義捐金が集まる

2011-03-28 13:44:02     cri    


17日のチャリティー番組

 日本と交流の多い台湾では、3月11日に起きた日本の東北関東大震災のために、チャリティー番組を3月17日、18日の2日間にわたって放送しました。番組で集まった義捐金が約2億元、日本円で約30億円に達したということです。人口たった2000万という台湾ですが、短期間で2億元以上もの義捐金が集まったのは史上初です。この義援金は台湾赤十字を通じて日本に送られたということです。

 3月17日に行われたのは、台湾のテレビ「超視」が主催した「送愛到日本(この愛よ日本に届け)311赈災募款晚会」という番組、人気タレントの胡瓜(フー・グア)、蓝心湄(ポーリーン・ラン)、庾澄慶(ハーレム・ユー)ら人気タレントが司会を務め、范瑋琪(ファン・ウェイチー)、吴建豪(ヴァネス・ウー)、劉謙(リウ・チエン)、陳明真(チェン・ミンチェン)、鄭元暢(ジョセフ・チェン)、林依晨(アリエル・リン)ら人気スターが勢ぞろいしました。また、現場に駆けつけなかった羅志祥(ショウ・ルオ)、何潤東(ピーター・ホー)、明道(ミン・ダオ)らも電話などを通じて義捐金を寄付しました。

 一方、日本や中華圏で活躍していた人気スターの翁倩玉(ジュディ・オング)も震災支援のために、日本から台湾の番組会場に駆けつけ、大ヒットナンバー「祈祷」と「温情満人間」を披露しました。また、番組の中で翁倩玉(ジュディ・オング)は、地震発生当時の様子について「東京の自宅にいたので、強い揺れを感じた。物が落ちたりして、家族とテーブルの下に避難した」と振り返り、皆で一致団結して震災に立ち向おうと日本にエールを送りました。


18日にチャリティー番組に参加したビビアン・スー

 17日の番組に続いて、18日にも台湾のテレビ「華視(CTS)」の主催による「相信希望 Fight&Smile募款晚会」が行われました。同夜8時から始まったこの番組は4時間にわたって放送され、台湾の人気スターがほとんど出演し、2日連続で出演したアーティストも少なくありませんでした。


18日にチャリティー番組に参加した孫燕姿(ステファニー・スン)

 現場では、120本の募金申し込み用電話回線が設置され、張恵妹(チャン・ホイメイ)、言承旭(ジェリー・イェン)、孫燕姿(ステファニー・スン)が電話のオペレーターを担当していました。人気歌手の江蕙(チュァン・ホイ)、費玉清(フェイ・ユーチン)、林俊傑(リン・ジュンジエ)、蕭敬騰(ジャム・シャオ)、黄品源(ホァン・ピンユァン)、曹格(ゲイリー・ツァオ)らも応援ソングを披露したほか、王力宏(ワン・リーホン)、蔡依林(ジョリン・ツァイ)、林志玲(リン・チーリン)、呉克群(ケンジ・ウー)、劉徳華(アンディ・ラウ)、羅志祥(ショウ・ルオ)らが海外から応援メッセージを寄せ、皆さんのご無事と日本の一日も早い復興を願いました。


18日にチャリティー番組に登場した台湾の指導者・馬英九氏と夫人

 一方、台湾の指導者・馬英九氏も夫人を伴って登場し、一般市民からの募金申し込み電話を自ら受け付けたということです。また、馬氏は深刻な地震被害について「日本は台湾のよき友人である。日本が困難に陥っている時、手を差し伸べるのは当然のことだと思う」とコメントし、「日本の国民は第二次世界大戦以来、最も深刻な被害を受けている。しかし日本人は非常に強く、冷静沈着に対応している」と語りました。(コオリ・ミン)

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