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香港国際映画祭、楊千嬅(ミリアム・ヨン)がイメージ大使に就任 オープニング作品も発表

2011-03-03 10:29:44     cri    

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 今年3月20日に開催される予定の第35回香港国際映画祭では、香港出身の人気女優・楊千嬅(ミリアム・ヨン)がイメージ大使を務めることが分かりました。そして、映画祭のオープニングを飾るのは香港の杜琪峰(ジョニー・トー)と韋家輝(ワイ・カーファイ)のコンビによる最新作『単身男女(Don't Go Breaking My Heart)』と4人の名監督がタッグを組んで作ったオムニバス映画『香港四重奏II』が発表されました。この2作品は3月20日、香港コンベンションセンター及びUA太古城で同時上映されることになっています。


今回の香港国際映画祭でイメージ大使を務める人気女優・楊千嬅(ミリアム・ヨン)

 このほどの記者会見に出席した楊千嬅(ミリアム・ヨン)は「このようなチャンスをいただいて光栄だ。映画大使って女神の様な存在の女優さんばかりだったので最初は驚いた。正直なところ、この話は来ないかと思った。今回はきっと面白い経験になると思う。映画祭のことを一生懸命アピールするから、より多くの人に楽しんでもらいたい。では、Let's Meet Here」とコメント。

 一方、オープニング作品『単身男女(Don't Go Breaking My Heart)』を手がけているのは香港の名監督杜琪峰(ジョニー・トー)と脚本家の韋家輝(ワイ・カーファイ)との「黄金コンビ」。当時は2人も会見に駆けつけ、作品をアピールしました。この作品はルイス・クー(古天楽)演じる銀行マン、ダニエル・ウー(呉彦祖)演じる建築家と高円円(ガオ・ユエンユエン)演じる大陸女性の三角関係をモチーフにし、同コンビによる10年ぶりのラブコメディだそうです。


オープニング作品は杜琪峰(ジョニー・トー)と韋家輝(ワイ・カーファイ)のコンビによる最新作『単身男女(Don't Go Breaking My Heart)』


杜琪峰(ジョニー・トー)と韋家輝(ワイ・カーファイ)が『単身男女(Don't Go Breaking My Heart)』の発表会見に出席

 もう1本のオープニング作品は『香港四重奏(Quattro Hong Kong)II』で、作品の同映画祭に出品され話題となった『香港四重奏』シリーズの第2弾です。オムニバス映画として知られるこのシリーズですが、今回はタイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督、フィリピンのブリランテ・メンドーサ監督、マレーシアのホー・ユーハン(何宇恆)監督、そして香港の關錦鵬(スタンリー・クワン)の4人がそれぞれ短編1本を担当しています。香港国際映画祭協会の王英偉会長は「アジアで影響力をもつ4人の監督の才能を1つの作品に集めることができ、きっとバラエティーに富んだ作品に仕上がっていると思う。映画祭にも花を添えることができるだろう」と期待しています。また、今年は、映画制作会社Fortissimo社設立20周年に当たり、アジア映画への貢献を記念するため、同社が20年間にわたって制作した映画を振り返る特別企画を実施することになっています。


異色のオムニバス映画『香港四重奏(Quattro Hong Kong)II』

 このほか、『Winter's Bone』『Animal Kingdom』など今年の米アカデミー賞のノミネート作品も映画祭開催期間中に上映される予定です。今回の映画祭は3月20日から始まり、56の国・地域から250本以上の作品が香港市内の12会場で公開されますが、中でも、初公開の作品は59本に上るということです。(翻訳:コオリ・ミン)

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