中華圏のトップスター劉徳華(アンディ・ラウ)と鞏俐(コン・リー)が初共演したラブコメディ『我知女人心』は、2月3日(旧暦の元日)に封切られることになっています。この作品は、アメリカの大ヒット映画『ハート・オブ・ウーマン』(2000年、メル・ギブソン主演)の中国版リメイクで、SFファンタジーの要素も取り入れられているので、原作とはイメージがガラッと変わった作品としても期待されています。
【アンディ・ラウが再び女装に挑戦】
映画では、女性向けの広告を手がけることになった劉徳華(アンディ・ラウ)演じる広告マンが、女性の胸中を知り、女性の視線でものを見るために、自分自身を女性に見立てて女装に挑戦するシーンがありました。映画で女装に挑戦するのは初めてではないのですが、今回は、ランジェリー、ストッキングなどセクシー衣装を生かしたので、アンディ曰く「マリリン・モンローよりもグラマラスな女装が出来た」と自信満々。笑いを誘うシーンになるのは間違いありません。
マリリン・モンローに負けない!!アンディ・ラウの女装に大注目 |
セクシー衣装を大胆に着こなすアンディ・ラウ |
【コン・リーがファッションで七変化】
映画の中で鞏俐(コン・リー)は、女性ファッションに敏感なキャリアウーマンを演じ、30点以上の衣装に相次いで着替えるということです。ドレス、ミュール、サングラス、それにヘアスタイルの細部までこだわっている役どころで、コン・リーは「頻繁に着替えるので、ファッションモデルみたいな役だ。ファッションリーダーといえるような役は今回が初めてだ」と話しています。コン・リーの新演技も楽しみです。
ヒョウ柄ファッションに身を包む鞏俐(コン・リー) |
さわやかなOLファッション |
【元アイドルが久々に映画出演】
この作品では90年代の中国で一世を風靡した人気トリオ・小虎隊(リトル・タイガーズ)の元メンバー陳志朋(ベニー・チャン)が出演していることでも話題となっています。ベニー・チャンはこの作品でアンディ・ラウ演じる広告マンの部下役=職場で活躍するファッションリーダーを演じており、今までの役とはかなり違うことから、アンディらとの演技合戦にも注目が集まっています。
劉徳華(アンディ・ラウ)と共演する陳志朋(ベニー・チャン)
【映画ファイル】
タイトル:我知女人心 What Women Want
公開日:2011年2月3日
監督:陳大明(チェン・ダーミン)
キャスト:劉徳華(アンディ・ラウ)、鞏俐(コン・リー)、陳志朋(ベニー・チャン)、胡静(フー・ジン)ほか
ストーリー:舞台は広告代理店。主人公は劉徳華(アンディ・ラウ)演じる仕事に自信満々の広告マン・王飛。王は自分が狙っていたポジションを鞏俐(コン・リー)演じる李儀龍に奪われることに。そして、李は王の上司になってしまう。王は李を憎く思いながらも仕事での接触も多くなる。そこへ、とある事故が発生し、王は女性の考えることが聞こえるという特殊能力を身につける。これがきっかけで、王は次々と女性の心の声に耳を傾け、そして、いつの間にか、李に恋心を抱くようになってしまう…
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