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若き古筝演奏家・朱蕾さんの作品

2011-12-30 15:43:50     cri    






















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 古筝は中国の伝統楽器で、日本のお琴のルーツでもあります。古筝の歴史は古く、今から2200年ほど前の春秋戦国時代に遡ることができます。古筝は桐の木で作った長方形の本体に弦を張り、日本のお琴のように指先で弾きながら音を出します。初期の頃は5弦だったともいわれていますが、最近では21弦、23弦、25弦などの筝も登場するようになりました。古筝の音色は、叙情的で美しい曲を表現することに長けています。

 今年31歳の朱蕾さんは6歳から古筝を学び始め、7歳のとき全国児童古筝コンクールで1位に輝きました。その後9歳で初のアルバムリリースと、コンサートを成功させ、古筝界で音楽の神童と讃えられました。そして10歳の時、中国中央音楽学院附属小学校に天才少女として異例の入学を果たしたのです。その後、彼女は大学時代までずっと中央音楽院で過ごしました。当時のことを振り返り朱さんは「私の子供時代は周りの人とは違い、ほぼ毎日、5時間以上古筝を弾かなければなりませんでした。とても苦しかったですが、心は満足していて楽しいと感じていました」と話しました。

 その後、朱蕾さんはアメリカ、韓国、タイなどの国と地域の招きで、海外公演に参加し、その素晴らしい演奏は各国の人々に喜ばれました。

 今回の中国メロディーで紹介した古筝作品は朱蕾さんが2006年にリリースした『巴黎的天空(パリの空)』というアルバムからの作品です。アルバムでは古筝のほかに、馬頭琴、琵琶、ピアノ、ギター、フルート、バグパイプなど多くの東洋楽器と西洋楽器の伴奏で、その音楽の表現力は更に豊かになり、「秋之舞(秋の舞踊)」のような異国情調あふれる美しく叙情的な曲や、軽快でリズム感のある曲も演奏できます。

 お送りしたのはアルバム「巴黎的天空(パリの空)」から

 1曲目「春之祭(春を祭る)」

 美しい音楽の言葉で、人々の活気溢れる春への思いを表しています。

 2曲目「秋之舞(秋の舞踊)」

 アメリカの有名なジャズ音楽作品を元にアレンジした作品。ピアノとベースの伴奏で、古筝の美しく叙情的な旋律が落葉が秋風を巧みにかわしながら、空の中を自由に舞う姿を現しています。

 3曲目「蒙古小調(モンゴル小唄)」

 モンゴル草原に広く伝わる童謡を元にアレンジしたもので、馬頭琴と古筝が奏でる美しい旋律が人々に古の物語と悠久の歴史を語りかけてくれます。

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