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雲の南を再び語る

2011-12-02 15:22:49     cri    






















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 広大な中国の大地は56の民族を育んできました。そして、この大地に生きる各民族と各地域の特色ある音楽は多彩な中国の音楽世界を作りました。優雅な江南地区の伝統音楽や情熱的なモンゴル草原の響き、華やかな京劇、そして西南地方の少数民族の美しいハーモニー・・・・・・。この番組では中国各地の心を揺さぶる旋律と音色をご紹介していきます。皆さん、ご一緒に中国民族音楽のルーツを探りましょう。

 今回の中国メロディーはワ族の音楽を元にアレンジした「再叙雲之南(雲の南を再び語る)」というアルバムをご紹介します。

 ワ族は中国西南部に暮らしている少数民族です。ワ族の男性は猛々しく、女性は美しく、歌と踊りの才能は天性のものです。数年前、音楽家・崔弦亮さんと張宏光さんがワ族の村に入り、ワ族の民謡や伝統楽器で奏でた伝統音楽そして、川のせせらぎなどの自然が発する音を収集、録音しました。これをベースにアレンジしたのが「再叙雲之南(雲の南を再び語る)」というアルバムです。

 雲南省は美しい雲の南に位置することから名付けられたと言われています。この「雲の南を再び語る」というアルバムは雲南省ワ族の伝統音楽の特色を保ちながら、多彩な中国の伝統楽器で再編成され、現代的な理念と融合しています。それは世界の音楽の流れを組んでいるめ、現代人にも共感をもたれています。

 アルバム「再叙雲之南(雲の南を再び語る)」から

 1曲目「跳動的図騰(弾むトーテム)」

 この曲は原始宗教の雰囲気にあふれています。曲の冒頭部分では古箏の清らかな音色が、聞く人を静かなワ族の村に引き込み、その後、笛、琵琶、筝が相次いで登場し、賑やかな雰囲気になります。特に、二胡が奏でる躍動感あふれるメロディーは、曲全体を最も盛り上げてくれる、一番の聴きどころです。

 2曲目「西密(シーミ)」

 シーミはワ族の地名で、黄金の産地という意味です。曲は独創的で原始的な雰囲気を作り出し、特に古筝の音色は山と水の息吹が頬をそっとなでていくような感じです。曲中に登場する太鼓の音が、ワ族の人々の豪快で開放的、そして飾り気がない性格をうまく表現しています。

 3曲目「龍潭(龍タン)」

 龍タンはワ族が住んでいる美しい湖のことです。美しい玉のような龍タンは深い山に佇む、大きな鏡のように青い空と白い雲を映し出します。昔、龍タンには龍王が住んでいると言われていました。龍王は龍タンの美しさを守るため、カワセミを川辺に住まわせ、湖の中に枯れ葉が落ちたら、すぐに嘴で掬い取るように命じたのです。こうすることで、龍タンはいつも澄んだ美しさを守ることができたそうです。曲の中の琵琶は、湖水が澄みきって底まで見える美しい龍タンの世界へと人々を誘います。

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