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街角夜話―銀行カード払い手数料の引き下げ(後半)

2013-03-27 16:05:48     cri    


























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 今年2月25日から、中国では銀行カードの決済手数料が引き下げられました。不動産や自動車、卸業者のほか、すべての業種の加盟店から受け取る手数料が引き下げられました。中でも飲食や娯楽などサービス業の引き下げ幅が最も大きかったということです。これは、個人消費を拡大させることによって内需を活性化させることを目的としています。

 先々週は銀行カード払いの手数料の引き下げについて前半をご紹介しました。今日はその後半です。

 表面的に見ると、中国銀行カードの手数料の引き下げは、加盟店と銀行の間で行われた利益調整ですが、実際には消費者の利益にも繋がっています。

 北京の飲食会社責任者・黄耕氏は、「手数料が高かったので、たまに、銀行カードの利用が出来ないと言い訳を言っていました。例えば、今日は、端末が壊れたので、隣のATMで現金を引き出して支払ってもらえませんかなんて?仕方ないですね。」と述べました。

 コンピュータ周辺機材の売り場で働いている李萍は、「カードを利用する場合、店はお客さんに、現金払いの額に20元(およそ300円)の手数料、これは本来店が負担するものですが、お客さんに支払ってくださいと言っていいました」と述べました。

 業界の専門家は、カード払いの端末機の普及は、多くの消費者に便宜を提供すると考えています。多くの加盟店の経営者はお客さんを逃さないためにも、端末機が必要だと思っています。

 小売業大手企業の責任者、龔建軍は、「手数料が引き下げられた後、多くの店はカード払い用の端末機を設置しました。手数料が減りコストが減少したので、その分、消費者に還元できるのです」と述べました。

 銀行カード手数料の引き下げは、加盟店と消費者に利益をもたらしました。これに対して、手数料の9割を獲得していた銀行にはどのような影響があったのでしょうか。

 南昌銀行の銀行カード事務を担当する李軍は、「去年の銀行カードの手数料収入は二、三千万元(およそ3億円以上)ですが、今年の手数料収入は500万元(およそ6500万円)ほど減ると予測しています」と述べました。

 しかし、一部の専門家は、銀行カード払い手数料の引き下げにより、銀行の当面の収益は減少しますが、カードの利用率があがるので、長期的にみると、銀行にも有利だと見ています。

 カード払いは、現金を持ち歩くことがなくメリットも多いのですが、現金のやり取りが無い分、つい使いすぎてしまうことも 少なくありません。我々消費者は、賢く便利にカードを使わないと いけません。

 今日は、銀行カード払い手数料の引き下げについてその後半をご紹介しました。

 さて、4月からの番組改編のため、街角夜話は今回で終了させていただきます。中国あれこれとして約2年にわたって、番組をお聴きいただきありがとうございました。

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