ヘルシー中国の時間となりました。お相手の王穎穎です。6月も末となり、夏休みが近くなってきましたね。そして、夏休みには子供を連れて、どこか旅行に行く家族も少なくないでしょう。このためにはどんな準備が必要なのか、注意すべき点は何か?今日の番組でご紹介します。
子供の年齢によって計画を立てる
1歳以内の赤ちゃんがいる家庭は、あまり遠くまで行かないほうがいいです。通常1歳の赤ちゃんはまだ歩くことができず、両親が赤ちゃんを抱いて歩くことになるため、心身共に疲れやすくなります。そして赤ちゃんはまだ小さいので、抵抗力が弱く、旅先で病気にかかりやすいのです。
1歳から3歳までの幼児では比較的近い観光地がお勧めです。車で4時間以内に到着できる旅先が一番いいでしょう。3歳から6歳の子供では遠くまでいけます。しかし長く車に乗らないでください。そして山登りは6歳以下の子供には向いていません。子供の体力は山登りに適していないからです。
お出かけ用品リスト
飲食類:旅行をするときは、子供が普段家で食べなれている食品を持っていきます。例えばミルク、クッキー、果物、ジュースなどです。果物、野菜は洗った後に、小さく切って、弁当箱に入れます。ミルクボトル、コップ、保温ポットなども忘れないでください。
衣服類:着替えの服、パンツを持っていきます。そして、傘などの雨具も忘れないでください。夏は暑いですが、上に羽織るジャケットのような着なれたものを一枚持っていきます。もし雨に降られたり、気温が変化しても、風邪の予防に役立ちます。
薬:アレルギーの薬、乗り物酔いの薬、下痢止めの薬、風邪薬、鎮痛剤、バンドエイドなどです。
そのほかには、子供の好きなおもちゃ、絵本、日焼け止めなども忘れないでください。
飛行機に乗る場合、離着陸のときには、子供は耳の痛みを感じますので、ミルクを飲ませたり、キャンディーを食べさせたりして、痛みを軽減させるようにします。
旅行中は、子供の気分やお腹のすき具合、疲れ具合に気を払い、健康面でも、風邪や下痢などに注意してください。そして、目的地に着いた後は、部屋の中に子供にとって危険なものがないかどうかを確認してください。
外出するときは、色鮮やかな服を着させて、ポケットの中に子供の名前、両親の名前、連絡方法およびホテルの住所などが書かれたカードを入れることをお勧めします。万が一の時に役立ちますから。
旅行先では、子供に十分な休養を取らせるよう心がけ、脂っこいものは控えるようにしてください。食事後にすぐに走ったり、泳いだりしないでください。もし嘔吐や下痢の症状が出るようであれば、塩を少し入れたお粥を食べさせてください。
旅行は楽しいことですが、子供を連れていく場合、あれこれ考えるのは面倒だと感じる両親がいると思いますが、よく考えて準備しないと、結局は更に面倒になります。子供はまだ幼く、環境も急に変わるので、両親のより細かなケアが必要となります。いろいろよく考え、注意して、子供と一緒に楽しい旅をしましょう。
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