ヘルシー中国の時間となりました。6月に入り北京はだんだん暑くなってきました。最高気温は30度を突破し、日中はとても暑くなっています。皆さんは夏バテを解消するためにどのようなことをしていますか?今日の番組では夏バテ対策としての幾つかの食べ物や飲み物をご紹介します。
ニガ瓜
スイカはもっとも夏バテを解消できるものだと思っている人が少なくないようです。実は、もっともさっぱりとして夏バテを解消できる食べ物は苦瓜です。苦さは解熱に効き、胃を強くするということわざがあります。苦瓜の味は苦いのですが、食べた後、唾液や胃液の分泌を刺激し、食欲を増加させ、夏バテが解消できます。ですから夏にぴったりなのは苦瓜です。新鮮な苦瓜を絞って汁にしたり、或いは煮てスープにしたりして飲むのがお勧めです。
スイカ
スイカは夏バテ解消に役立つほか、のどの渇きを潤し、利尿作用や消化促進に効果があります。そして、スイカには人体が必要とする蔗糖、ブドウ糖、果糖、プロピオン酸、グルタミン酸、燐酸、りんご酸、塩分、カロチン、ビタミンCなどの栄養成分が豊富に含まれています。
キュウリ
キュウリの成分の96%から98%は水分で、水分の量は野菜の中ではもっとも多いのです。そして、この水分は体を冷やす効果があるため、暑い夏にキュウリを食べるのはメリットが大きいのです。キュウリの繊維素は柔らかく、腸内の老廃物の排泄やコレステロールの低減に一定の効果があります。
冬瓜
冬瓜は熱を下げる作用があるため、夏バテの解消に効果的です。そして、冬瓜には利尿の作用があります。しかもナトリウムの量が少ないため、慢性腎炎、栄養不良、妊娠によるむくみによく効きます。また、多種類のビタミンや微量元素が含まれていて、人体の代謝をバランスよく維持できます。
ヘチマ
夏の時期は、ヘチマで作ったスープがとても美味しく夏バテ対策にも適しています。スープを作るときには煮る時間を余り長くしないで、ヘチマの緑色を保つようにします。そして、ヘチマの皮やその花を一緒に水に入れて、お茶を作って飲むことも、夏バテ対策になります。
塩水
漢方では、白湯は百薬の王と言われています。栄養学から見れば、白湯は清涼飲料水とは比べ物にならないほど優れています。白湯が体に入ると胃で迅速に吸収され、血液循環系に入り新陳代謝の効用を発揮します。同時に、体温を調節し、体内の汚れを洗い流してくれます。白湯を飲むときには、沸騰させてから自然に冷ました新鮮な白湯を飲むようにしましょう。そして少し塩を入れてください。夏は暑く、汗もたくさん出て、体内の塩分濃度が低下するため、熱中症にかかりやすくなります。塩の入った白湯を飲むと、失った塩分が補充されて、熱中症も予防でき、夏バテ対策となります。
そのほかには、緑豆、なす、お茶、お酢も夏バテを解消する食品です。どうぞ試してみてください。ヘルシー中国、今日は夏バテの解消に効く食べ物や飲み物を幾つかご紹介しました。また来週、お会いしましょう!
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