タマゴは皆さん毎日食べていますね。卵の食べ方もたくさんありますが、しかし正しくない食べ方は私たちの健康には良くない影響があります。今日は、その正しくない食べ方をご紹介しますが、これからはできるだけ避けてくださいね。
まずは、タマゴを多めに食べること。
タマゴは栄養食品でですが、高蛋白質の食品でもあります。もし食べ過ぎると、代謝物の増加を招くと同時に、腎臓への負担も重くなります。
ですから、正しい食べ方は、お年寄りの方は毎日一つがちょうど良く、子供は代謝が早いので二つ、大人は多くても二つを食べれば十分です。そして妊産婦や手術を受けた患者さんなどは、蛋白質の需要が多いため、3個食べても大丈夫ですが、それ以上は食べないほうがいいです。
二つ目は、生卵を食べること。
日本では生卵を食べる習慣がありますね。中国では最近OLの中でも流行っているようです。しかし、タマゴはもともと細菌を持っています。特に未成熟のタマゴは細菌を殺すことが出来ないため、これを生で食べると下痢などを起こしやすくなります。また、タマゴの卵白には低分子の塩基性糖タンパク質、アビジンが含まれていて、これを高温で加熱して破壊しないと、食物中のビタミンHの吸収が妨げられることになり、食欲不振、筋肉痛、皮膚の炎症などの症状が出やすくなります。
正しい食べ方は、ゆでたまごを食べることです。3分間茹でた卵が一番消化しやすく、消化時間は1時間半となりますが、5分間茹でたタマゴでは約2時間、茹ですぎると3時間15分も消化時間がかかるそうです。
三つ目は、タマゴと豆乳
朝食で豆乳を飲みながらタマゴを食べる人は少なくないでしょう。豆乳には植物性蛋白質、脂肪、炭水化物、ビタミン、鉱物質など多くの栄養成分が入っていますが、トリプシンという消化酵素の一種もこの中に含まれています。しかし、このトリプシンが卵白の蛋白質と結合すると、栄養成分が損なわれることになるため、一緒には食べないほうがいいのです。
タマゴは動物性の蛋白質ですから、植物性の蛋白質とあわせて食べることをお勧めします。例えば:大豆、きくらげ、しいたけなどが最適です。
四つ目は、目玉焼きと茶葉蛋を食べないほうがいいです。
タマゴを焼いているとき、縁が焦げたりすると、卵白に含まれている高分子の蛋白質は低分子のアミノ酸に変換されます。このアミノ酸は高温の下では、発ガン物質になる可能性があるのです。そのほか、茶葉蛋つまり中国茶のゆで卵もできるだけ量を抑えたほうがいいのです。茶葉には酸化物質があり、タマゴの中の鉄分と結合して、胃を刺激し、消化によくありません。
正しい食べ方は、栄養の吸収と消化の面から言って、やはりゆで卵をたべるのがいいのです。
最後は、タマゴに砂糖を入れる食べ方です。
タマゴと砂糖を一緒に料理すると、人体に有益なアミノ酸の成分を破壊してしまうことがあります。もし砂糖を入れる場合には、なるべくさめた後に入れてかき混ぜるほうがいいのです。味は落ちませんので。
では、皆さん覚えましたか?五つの間違っているタマゴの食べ方です。これからは注意しながらタマゴを美味しく正しく食べましょう。今日のヘルシー中国はここまでです。また来週、さようなら!
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