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蠡湖環境改善について

2011-07-27 11:08:20     cri    
























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 昔から小さな上海と言われる無錫、無錫は江蘇省南部に位置し、京杭運河が市内を横切り、中国民族工業の発祥の地だと言われ、現在近代化した工業都市に発展してきました。毎週火曜日に、この無錫の様子を皆さんにお届けします。今日は蠡湖の環境改善についてご紹介します。

 蠡湖とは、中国では二番目に大きい湖•太湖の一部です。伝えられるところによりますと、今から2500年前、春秋戦国時代の政治家•范蠡は越の王を補佐して呉の国を滅ぼした後、絶世の美女・西施と共に太湖の一角に住みました。その間、范蠡は中国史上初の魚の人工養殖についての本・『養魚経』を書き上げました。その後、無錫の人々は范蠡を記念するため、この太湖の一部を蠡湖と呼んでいました。

 しかし、1980年代、(湖を埋め立てて耕地を造成する)囲湖造田と過度の水産物の養殖などの要因により、湖の底部に底泥(ヘドロ)が堆積し、水質が著しく悪化しました。2002年、無錫市政府は蠡湖の水質汚染問題を徹底的に解決するため、「底泥の取り除き、汚水流入の防止、湖水の入れ替え、生態の回復」という4つの考えに基づき、水産物の養殖を停止させ、湖を元の姿に戻し、汚水流入の防止など六つのプロジェクトを実施しました。

 無錫市水利局の尤徳康技術顧問の話です。

 「1960、70年代、蠡湖の水面面積は9キロ平方メートルを上回っていた。80年代に入り、湖を耕地に変えることと水産物の養殖により水面面積がぐっと小さくなった。その後蠡湖の水環境を回復させ、水面面積を元の面積にすると考え、様々な措置を取った」と語りました。

 こうした措置の実施により、現地にある企業48社を蠡湖から撤退させ、約2万世帯の住民の生活排水を規範化させ、また2000万元を投入して汚水処理施設を建設しました。この施設は1日あたり2万トンの汚水を処理できます。

 ここ十年来、蠡湖の水面面積は6.4平方キロから9.1平方キロになり、窒素、リンなどの栄養塩濃度が低下しつつあり、2年連続して水質レベルは国に定めたⅢ級レベルを維持していました。

 これと同時に、蠡湖の環境改善プロジェクトは2002年から実施されはじめ、蠡湖の回りに蠡湖公園や長広溪湿地公園、宝界山林公園などが建設され、市民らの憩いの場となっています。

 蠡湖のほとりに住む米おじいさんは「蠡湖の姿が真新しいものとなった。かつて、天には極楽浄土があり、地には蘇州・杭州があるという言葉があるが、現在、我々は極楽浄土のような景色のすばらしいところに住んでいるではないか」と語りました。

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