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華西村(前編)

2011-06-29 14:10:57     cri    
























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 中国の東南部に位置する無錫は呉の時代の都です。3000年の歴史を持ち、昔から美しく、豊かな都市として知られています。この無錫は『江南の名城』とも呼ばれ、また物産が豊富なことから「米と魚の故郷」とも謳われています。毎週のこの時間は無錫の様子をお伝えしていますが、今日は中国大陸と台湾の農村幹部が中国で最も豊かな村・華西村に集まり、協力しあって経済を発展させることを討議するその前編をご紹介しましょう。

 中華の華に西と書く華西村は無錫市北部に位置し、中国で最も豊かな村として評価されています。今年5月、中国大陸と台湾の都市の区長と農村の村長200人余りが華西村に集まり、「海峡両岸が連携しあって富を作る」ということをテーマに、交流活動を行いました。

 華西村は人口が3万人余りで、環境が清潔で美しいところです。村の道路が広く、工場が立派で、村の至るところで鳥のさえずりが聞こえ、花の香りが漂っています。

 交流活動に参加する代表達は華西村のランドマークである高さ98メールの「華西金塔」に登り、華西村の全景を眺めた後、高雄市燕巣区の呉徳雄区長は 「この村の建設は本当に素晴らしいと思う。環境が美しく、交通施設が完備し、住民達の家もきれいで、工場の設備も一流だ。この村で中国の日進月歩の発展ぶりを感じとることができた」と述べました。

 その後、台湾からの代表達は華西農業科学技術園を視察し、従業員の案内の下で面積が67ヘクタールを超える近代化した農業ハウスを見学しました。ハウスの中に重さ百キロ以上の大きなカボチャや様々な形の西瓜、それに何種類の熱帯果物などは見学する方々の目を奪いました。このほか、緑いっぱいの竹の廊下や透き通る小川、それに川の中で楽しそうに泳いでいる鯉は見学者たちを江南水郷の田園風景の美しさに陶酔させました。

 華西村は以前、小さな貧困村でしたが、村の共産党委員会書記であった呉仁宝氏の指導と村民たちの努力により、華西村は目覚しい成果を遂げ、中国の農村部で共に富を作る道を歩む模範的な地域となりました。

 華西村で視察した後、台東市からの陳皆興さんは「華西村が村としてこれほど大きな成功を収めたことから教えられたところが多いと同時に、プレッシャも大きいと実感している。今後も、より多くの台湾の人々が大陸の農民の生活状況を知ってもらいたい」とした上で、「この村が本当に豊かで、すべての村民が豊かな生活を送る。これも私達が目指す目標だ」と話しました。

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