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後姿の撮影家・趙鵬程さんの物語(前編)

2011-03-17 11:14:01     cri    
























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 新疆西北部のイリカザフ自治州の奎屯市に暮らす趙鵬程さんは厳つい顔とたくましい体つきをした50代の大男で、地元の有名人です。豪快で飾り気がない彼は書道や絵画、撮影、切り紙が堪能で、その中でも特に撮影の面で多くの心血を注いできました。彼の作品を集めた写真集「後姿」は中国で初めての、人の後姿を被写体とした作品です。

 この写真集「後姿」は2008年に出版され、趙鵬程さんの撮影した作品、123枚を掲載しています。これらの作品は趙さんが1986年から2007年までの21年間に撮影した多くの後ろ姿のモノクロ写真から選ばれたものです。

 なぜ、人の後姿の写真に興味を持ったのかについて趙鵬程さんは、「僕は1980年代から後姿の撮影を始めましたが、そのときは単純に面白いとか、なんとなく人の後姿には不思議なものがあるなと感じていました。人の後姿を撮り続ける中で2001年、写真集を作ろうと決めました」と話しました。

 中国西北部の陝西省出身の趙鵬程さんは幼い頃から書道や切り紙などに興味を持ち、高校卒業後は、自分の芸術面の才能を生かすため、地元の写真館に入り、カメラマンとして働きはじめました。更に、地元の文化館では、カザフ族の多彩な遊牧生活と美しい自然の写真を撮影しました。その時から趙さんは撮影を自分の生涯にわたる努力の目標とし、多くの素晴らしい作品を撮り続けてきました。

 趙鵬程さんは普段は口数が少ない方ですが、彼のレンズの中の世界は非常に多彩で、いつも人々に驚きと喜びを与えてきました。

 文化館の館長となった今でも、趙鵬程さんはいつもカメラを持って町のあちこちを駆け回り、狩人のような目でいかなる感動の瞬間も逃さないように観察しています。

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