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塔城、1万人よるドンブラの演奏

2011-01-20 15:52:51     cri    
























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 新疆は中国の北西部にあります。かつてはシルクロードの通り道であり、今も多様な民族が暮らすところです。古くから、ここは中国と中央アジア、西アジア、ヨーロッパを結ぶ交通の要衝でした。毎週この時間は今日の新疆の様子をご紹介します。

 昨年の5月30日、カザフ族の民族楽器・トンブラの美しいメロディーが、新疆の東北部に位置する塔城地区トォーリ県の上空に響き渡りました。この美しいメロディーはトォーリ県の1万人がドンブラで演奏したカザフ族の名曲「ケナス」のメロディーです。これはすでに上海ギネス世界記録に認定されました。

 新疆のトォーリ県の総人口は9万5000人、そのうち、カザフ族の人口は70パーセントを占めています。悠久の歴史と文化を有するため、トォーリ県は昔から多くの有名な文化人を生み出し、これまで詩人、作曲家、舞踊家、演奏家など600人を育成しました。

 世界無形文化遺産に指定されたカザフ族の民族楽器ドンブラの演奏はカザフ族文化芸術の代表だと見られています。特に、トォーリ県では老若男女問わず、誰でもドンブラを演奏することが出来ます。そこで、2003年から、トォーリ県は毎年、ドンブラ祭りを行っています。

 今年5月30日、万人によるドンブラ演奏というイベントのメイン会場となったトォーリ県第1中学校は非常に賑やかな朝を迎えました。色とりどりの民族衣装を纏った各民族の人々がドンブラを持ち、整然と入場してきました。会場にはカザフ族のほかに、蒙古族、ウィグル族、ホイ族、漢民族など8つの民族もこのイベントに参加しました。

 今回演奏された「ケナス」という曲はカザフ族の伝統音楽を基にアレンジされたドンブラ演奏曲です。「ケナス」は「調和と融合」という意味で、この曲は各民族の人々が調和の下に共存するという気持ちを表しました。

 昼ごろ12時、共産党トォーリ県委員会の宿しょう兵書記による演奏開始のカウントダウンに合わせて、現場の指揮の下、万人による「ケナス」のドンブラ演奏が正式に始まりました。

 曲が始まると、会場の人々は喜びと激動に包まれ、その後、だんだんとドンブラの美しいメロディがかもし出す空気で、自然と人間の調和の境地に入りました。そして曲が終わった後も、多くの観客は美しいメロディーの余韻に浸り、最後には全員立ち上がり割れんばかりの拍手で、その感動を表しました。

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