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無錫排骨の老舗・三鳳橋肉荘

2009-04-27 11:36:13     cri    

 中国東部の江蘇省にある無錫市は、経済の重要な都市で、今から200年前の清の時代も、地元の商工業が発達して繁栄していました。それに伴い多くの特産品が生まれました。肉料理もその一つです。料理店は腕の良い調理師を雇い、様々な看板を上げて商売を競いました。店が競うことにより、無錫で売られる肉製品の質は高まっていきました。そして、無錫排骨・豚肉のスペアリプは無錫の名産品として有名になりました。特に、三鳳橋肉荘という老舗は今も無錫市の人たちの間で大人気です。そこで、今日の無錫シリーズは無錫排骨の老舗・三鳳橋肉荘についてご紹介しましょう。

 三鳳橋肉荘は無錫市の中山路にあります。店の前を通りかかると排骨・豚肉のスぺアリプの美味しそうな匂いが漂って来て食べたくなります。この店の無錫排骨は濃いあずき色で、こってりとした味が特徴です。江南地域の絶品といえるもので、いつもたくさんのお客さんが並んでいます。

    

 この店で40年にわたって働いている59歳の店長・朱金炎さんは次のように紹介してくれました。

 「三鳳橋肉荘の豚肉のスペアリプは独特な調理法で念入りに作り上げています。毎朝2時から調理師たちは料理の準備作業を始めます。まず最初に、豚肉を数十年前から継ぎ足ししながら使ってきた秘伝のタレで煮込みます。タレはこの料理の重要な基礎ですが、企業秘密として公開することはできません。また、調理師の経験も非常に大事です」と朱金炎さんはこのように語りました。

 今、三鳳橋肉荘の「豚肉のスぺアリプ」は無錫市の人たちの間で人気があるだけでなく、全国的にも知られています。このスペアリブを求めるお客さんが多いそうです。毎日午後、三鳳橋肉荘は各地から訪れる多くのお客さんで埋まります。また、店の前では排骨を買うお客さんがたくさん並びます。

   

 ベテラン店員顧麗萍さんは三鳳橋肉荘のレジスターで18年にわたって働いてきました。これまでの仕事を振り返って、彼女は「店は以前よりずいぶん有名になり、毎日、お客さんがとても多いです。忙しい時には水を飲む時間もトイレに行く時間もありません。忙しいことは忙しいですが、とても充実しています」と述べました。

 現在、三鳳橋肉荘の年間売り上げ高は1億元を超え、純益は2000万元あまりに達し、無錫市の多くの老舗の中で年間売り高と純収入は共にトップとなっています。

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