中国の東南部に位置する無錫は中国の呉の時代の都で、3000年の歴史を持つ古い町で、昔から美しく、豊かな都市で知られ、『江南の名城』と言われています。 無錫は北に長江が流れ、南に太湖に臨み、西は南京に接し、東は上海に隣接しています。 四季がはっきりしていて、物産豊富で中国では、「米と魚の故郷」と謳われています。毎週のこの時間は今日の無錫の様子をご紹介しますので、お聞きください。
無錫には有名な運河ー京杭大運河が街中を流れます。北京と杭州を結ぶ京杭大運河は、全長1794キロメートル、世界一長い運河と呼ばれています。紀元5世紀頃から掘削され、紀元610年に完成したもので、それにより、無錫の人々は世世代代運河沿いに生活し、特色ある水郷文化を創出ししました。今日のこの時間は、無錫の千年にわたる水に浮かぶ街路を紹介しましょう。
観光客は木造の遊覧船に乗って、全長2100メートルの運河の川筋に沿って、無錫の有名なお寺・南禅吉寺や悠久な歴史を持つ妙光古塔、清名古橋など多くの名所旧跡を観光したり、無錫の詩情を楽しんだりすることができます。
特に、ガイドさんが紹介する運河の悠久な歴史や物語を聞きながら、古いアーチ形の橋をくぐるといろんな光景がめにいります。両岸に建ち並ぶ家々、岸辺で釣糸を垂れる人、小さなトマ船で一人網を繕う漁師、台 所では食事の準備をする女性の姿、民家の窓辺には鉢植えや花が飾られています。これらの生活感のある風景を見て、観光客たちはみんな賛嘆します。
初めて無錫を訪れた陳さんは「京杭大運河の両岸の風景はとても美しいです。本当に来てよかったと思います」と述べました。
無錫運河観光発展有限公司の女性取締役・劉麗芳さんは「京杭大運河の無錫部分の運河はすでに2500年の歴史をもち、その長さは500メートルで、両岸に立ち並ぶ建築はほとんど古代の風格が漂う。お客さんたちがここで水の都を満喫することができる」とのべました。
無錫シリーズ、今日は無錫の千年わたる水に浮かぶ街路を紹介しましょう。
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