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台湾農業委員会の陳保基主任は11日午後、台湾中南部の嘉義県でH5N8型鳥インフルエンザウイルスが発見されたことを発表しました。H5N8型ウイルスが台湾で発見されたのは今回が初めてです。
数日前に台湾南部の屏東県大武山の養鶏場で、H5N2型高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された後、雲林県や嘉義県、屏東県の10数箇所の養鶏場で家禽類の異常な死亡率や産卵率が報告されています。
これを受け、屏東県はこれ以上の拡大を防ぐため、部隊を派遣して養鶏場とその周辺3キロの範囲で消毒作業を行いました。大武山養鶏場ではすでに12万羽の鶏を殺処分しました。
なお、陳主任によりますと、H5N8型の発見は台湾で初めのことで、渡り鳥によって台湾に運ばれた可能性が高いとのことです。(Katsu、小山) 暮らし・経済へ
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