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 米ケネディ駐日大使、「地域撹乱の行動が建設的ではない」

2014-03-07 13:49:30     cri    

 アメリカのケネディ駐日大使はこのほどNHKのインタビューに応じ、日米関係の現状や、安倍晋三首相による靖国神社参拝問題についてその考えを示しました。

 ケネディ大使はその中で、去年12月に安倍首相の靖国神社参拝を受けて、米政府が「失望した」という声明を出したことについて、「米国と日本の間には共同で取り組むべき重要な課題が多く、それを妨げるような行動に失望したので、我々の立場を表明した」と説明した上で、「地域情勢を複雑化させる行動を取ることが建設的ではない」と指摘しました。

 米日関係について、ケネディ大使は「両国関係は前向きで強固なものだ」と改めて強調し、地域及び米日両国にとって、パートナー意識を持って行動することが重要だ」との考えを示しました。

 日韓関係については、ケネディ大使は、「良好な米・日・韓関係を構築することは、三国の国益にかなっている」とし、日韓両国が各レベルにおいて話し合いのルートを見出し、エスカレートしつつある日韓緊張関係の緩和に取り組むべきだ」と指摘すると共に、米国側もそれに協力したいとの姿勢を表明しました。

 更に、中日関係がこじれていることが米中の新しい大国関係構築の戦略にとって障害となるかどうかとの質問に対して、ケネディ大使は、「強力な米中関係は日本にとって有益であり、強力な日米関係も中国にとって有益である。一方、地域の隣国間の話し合いを促し、すべての国と協力を行うことは米国にとって有益だ」と述べました。(ZHL、Kokusei)国際・交流へ

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