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 在英中国大使館、日本側の反論を非難

2014-01-08 14:02:43     cri    
 イギリスの中国大使館の報道官は7日夜、声明を発表し、日本側の反論は間違った理屈だと非難しました。

 中国の劉暁明イギリス駐在大使は2日、英紙「デイリー・テレグラフ」に「日本が侵略の歴史を反省しなければ、世界の平和をひどく脅かすだろう」と題する署名入りの文章を発表しました。安倍晋三首相の靖国参拝を非難したうえで、日本軍国主義を常に復活を企む「ヴォルデモート」(小説「ハリー・ポッター」に登場する悪役)にたとえました。これに対し、日本側の関係者が、反論する文章を掲載し劉大使の発言を歪曲し、「中国はアジアのヴォルデモートだ」という間違った理屈を示しました。

 これを受け、イギリスの中国大使館の報道官は「日本側の文章は、人々の誤解をわざと招き、白と黒を歪曲したものだ。歴史では、日本は対外侵略戦争や植民地戦争を発動し、アジア諸国に大きな災いをもたらした。今も日本国内には戦争を否定し、第二次世界大戦後の国際秩序を破り、改めて軍国主義の道を歩もうと狙っている勢力がいる。これはアジアの不安定や不安全の根っことなる。日本の指導者の靖国参拝は、日本国内の危険な傾向を表し、即時に制止しなければ、日本軍国主義の「ヴォルデモート」が再度復活し、アジア、世界に大きな災いをもたらすだろう」と述べました。

 さらに、「日本と中国は隣国で、中国は日本国民と正常な善隣友好関係を発展したい。しかし、歴史を正しく認識することは中日関係の基礎であり、日本とアジア諸国、国際社会との関係発展に関する重要な問題でもある。安倍氏の靖国参拝は、中国人民の感情をひどく傷つけ、中日関係の政治的基盤を損ない、中国指導者との対話の扉が安倍氏に閉められた」と話しました。

 報道官は中国について、「中国には、これまで対外侵略や拡大の歴史がないどころか、今でも軍備競争に参加していない。中国は断固として平和発展の道を歩み、アジアの安定と世界の平和を守る力だ」と強調しました。(01/08 Lin、山下)国際・交流へ

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