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 韓国駐在中国代理大使、安倍首相の靖国参拝を批判

2014-01-08 14:27:55     cri    
 韓国駐在の陳海中国代理大使は8日韓国の主要紙「中央日報」に、「悪行を重ねるものは歴史に恥をさらす」と題する署名入りの評論を発表し、日本の安倍晋三首相の靖国参拝と日本の右傾化を批判したうえで、「中国と韓国を含むアジア諸国は日本の右翼勢力に警告を発し、日本に対して歴史を正しく認識し過ちを直ちに見直すよう求めるべきだ」と呼びかけました。

 陳代理大使は評論の中で、「言うまでもなく靖国神社は日本軍国主義の象徴であり、右翼勢力の精神的支柱だ。靖国神社には東条英機を含む14名の第二次世界大戦のA級戦犯と1000名以上のB級・C級戦犯が合祀されている。安倍首相が靖国参拝についていかなる言い逃れをしようと、その下心を隠すことは出来ない」としています。

 また、「日本軍国主義の侵略拡大はアジアの人々に大きな災いをもたらしたが、中でも中国と朝鮮半島の人々が最大の被害者だ。日本の侵略戦争による中国での死傷者は3500万人以上にのぼり、直接的・間接的な経済損失は6000億ドルに上る。一方、日本は朝鮮半島では36年もの奴隷化植民統治を実施し、半島の人々に精神的・肉体的な苦痛をもたらした」と述べました。

 そして、「歴史を正しく認識して初めて、日本と周辺諸国の関係は明るい未来を迎える」と強調しました。(01/08 Lin、大野)国際・交流へ

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