アメリカのオバマ大統領は23日、4日間にわたる中東訪問を終え、ヨルダンからワシントンに戻りました。今回のオバマ大統領の中東訪問では建設的な和平計画や提案が出されず、アラビアメディアは、これに落胆すると同時に疑問を投げかけています。
ヨルダンの通信社は23日に論評を発表し、「オバマ大統領の今度の中東訪問は如何なる重要な政治内容もなく、まるで海外旅行のようだった」とし、現地の政府要人の話を引用して「今度の中東訪問では、改めてイスラエルを支持しただけだった」と評価しました。
一方、サウジアラビアの新聞「アルリヤド」は文章を載せ、「アメリカのアラビア人に対する政策は変化無常なのに対し、イスラエルへの支援は一貫したもので、軍事と物質両面で無限の援助を提供した」と批判しました。(03/24 Lin、丹羽)
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