中東問題4者・国連、ロシア、アメリカ、EUは12日に、ニューヨークの国連本部で会合を行いました。4者は「パレスチナとイスラエルは引き続き接触を保ち、挑発的な行為を自粛すべきだ」と改めて強調したほか、4月に再びワシントンで会合を行うことで合意しました。

　国連事務総長報道官事務室は会合の後に声明を発表し、「4者は、昨年9月に発表された目標を実現させることに努力し、ヨルダンがこの分野で払った努力を支持する」と述べたほか、パレスチナのガザ地区とイスラエル南部の情勢に注目していることを示しました。

　4者は昨年9月の声明の中で、半年以内にパレスチナとイスラエルの和平交渉で大きな進展が遂げられ、2012年末までに枠組み協議を達成することを望んでいました。（任春生、吉野）

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