中国の陳嘯宏衛生次官は30日開かれた全国衛生機構食品安全・衛生監督会議で、「今年末までに、現行の食品基準5000項目を整理し、基本的な食品安全基準システムの枠組みを構築するとともに、各地で食品安全地方基準の制定と企業基準の登録作業をさらに推し進める方針だ」と述べました。
陳次官は、「2012年、中国は食品安全の国家基準117項目を公表実施し、全国の90%の市、47%の県をカバーする1400カ所の食品安全観測所を設置して、食品サンプル15万個を検査し、検査データ97万件を得た。また、食中毒の検査病院は570カ所に達し、全ての省と91%の市、46%の県をカバーする国立飲用水衛生観測ネットワークができた。このほか、全国職業病診断機関600カ所、職業健康検査機関は3000カ所に達している。2013年は、継続して食品安全を推進するほか、飲用水検査ネットワークをさらに拡大し、学校の飲用水と二次供水を改良し、千トン級以上の集中式給水所の基本状況を把握するとともに、重点都市でPM2.5観測テストを行い、室内空気の衛生基準制定に科学的な根拠を提供する考えだ」としました。(Yin、大野)暮らし・経済へ
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