中国の食品安全に関する第10回年度会議がこのほど北京で開かれました。陳暁華農業次官が席上「中国は、いま伝統農業から現代化農業へと転換する重要な時期にある。政府は総合的措置を講じて農産品の安全性問題を解決していく」と強調しました。
陳暁華次官はまた「中国の農業生産は規模が小さく、経営資源は集中しておらず、組織化が遅れ、農産品の安全性管理は相対的に弱く、国民の需要を満たせない状況にある。これから中国は法に基づき、品質と安全性における管理を推し進め、その上で不法行為を取り締ると共に、農業の基準化生産と農業の発展方式の転換を進め、栽培段階から農産品の安全措置を実施していく考えだ」と語りました。
今年、農業省は農産品の品質と安全性管理を強化してきたことから、農産品の安全性は安定したレベルを保っています。今年1月から9月にかけて、野菜、牧畜品と水産品の合格率はそれぞれ98%、99.6%、それに96.5%に達しているということです。(Yin)
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