「北京食品安全条例」修正案は27日より、市民からの意見の募集を始めました。この新たな修正案は、廃食用油の違法利用に対する処罰を厳しくするものです。
修正案には、飲食業者は厨房で出たゴミを独自に回収し、資格を持つ会社にそのゴミの運搬と処理を依頼しなければならないと定められており、また、基準を満たすゴミ処理設備を設置している場合を除いて、無断で廃棄することを禁止するとしています。
修正案は、「油水分離装置を持たない飲食業者に対しては、環境保護部門が法に基づいて廃棄油脂の発生する器具または設備の使用停止を命じると共に、5万人民元から20万人民元の罰金を課すことができる」と規定しています。
また、廃棄油脂を原料として食用油を製造すること、およびこの種の食用油を原料とした食品の加工を明確に禁止しており、このような行為に対しては、違法な収入や生産物を没収するほか、「生産物の価値が1万人民元以下の場合には、2000人民元から5万人民元までの罰金に処し、生産物の価値が1万人民元を超える場合には、その価値の5倍から10倍の罰金に処する。状況が深刻な場合には、営業停止処分とし、営業許可を取り消す可能性もある」としています。(牟)暮らし・経済へ
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