中国国務院食品安全委員会の主任を務める李克強副首相は23日、「食品の安全は重要な国民生活の問題で、"食卓の経済"とも言える。市場の監督管理を強化し、食品の安全は最も重要なものとして位置付けられるべきだ」と強調しました。
李副首相は23日、食品安全委員会第5回全体会議を主宰し、食品安全委員会のメンバーによる報告をもとに、『2013年食品安全重点活動計画』を審議しました。会議では、食品安全委員会が発足して3年、中国共産党中央や国務院の計画通りに仕事を展開し、重点分野におけるメリハリのある取り組みなど、全体的に良い方向に向かっていると評価されました。同時に、未解決の問題や潜在的リスクも存在し、依然として厳しい局面にある、と明らかにされました。
会議では今年の活動重点を定めました。第一に、引き続き専門的な改善を深め、不法な食品工場や拠点を厳しく取り締まる。第二に、常に警戒を高め、違法な利益の連鎖を断ち切り、食品安全分野での犯罪や腐敗、汚職を法に基づいて厳しく取り締まる。第三に、食品安全の標準化したシステムや法整備をより健全化する。第四に、食品安全に関する最新の問題において、客観的で正確な情報を即時公開し、科学的に予防しながら、透明性を高めることなどが挙げられました。(Lin、山下) 暮らし・経済へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |