国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は17日、「世界経済は改善の兆しが見えるが、回復の勢いに向けた困難な課題が依然としてある。各国の政策立案に関わるものは怠けずに、経済危機の再発を防ぐべきだ」と強調しました。
ラガルド専務理事は記者会見で、「ヨーロッパとアメリカなどの先進国の政策当局は、この1年で重要な財政、金融措置を講じ、市場の信頼はある程度強化されたが、先進国が直面している共通の課題は、持続可能な財政を向上させること。特に中長期での公債の減少についてプログラムを作る必要がある」と指摘しました。
また、ラガルド専務理事は「中国経済はこのまま高成長を維持するだろう。中国の国際収支の経常黒字の大幅な減少から分かるように、需要に重点を置いた中国経済へと構造の調整を進行しているのがわかる」と話しました。(白昊、山下) 暮らし・経済へ
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