世界銀行・国際通貨基金(IMF)合同開発委員会(DC)の閣僚級会議が13日東京で開催され、世界経済と就業の情勢についての重点的な討議で中国の朱光耀財務次官が発言しました。
会議は、世界経済への懸念が高まる中、各国が財政・金融の改革と構造調整を行う必要があると指摘し、先進国に、開発支援の約束を履行し途上国のミレニアム開発目標の実現を援助していくよう求めました。
朱財務次官は発言の中で、「先進国は途上国への援助を強化すると共に、自らの経済政策の影響に注意を払わなければならない。一方、途上国は南南協力を強めて、世界の発展に助力する必要がある」と述べました。また、「中国は就業促進を民生の保障と改善の最も重要な事項に位置づけ、就業優先戦略を引き続き実施していく」と語りました。(Katsu、丹羽)暮らし・経済へ
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