中国外務省の洪磊報道官は12日北京での記者会見で、イラン核問題に触れた際、「当面の急務は関係6ヵ国とイランが新しいラウンドの対話を行うことだ。双方の意見の食い違いを適切に処理し、相手の関心事を互いに配慮、一日も早く対話を進展させていくべきだ」と語りました。
報道によりますと、中国とロシアを含むイラン核問題交渉に関する6ヵ国はIAEA(国際原子力機関)の理事会会議で、イラン核問題についての文書を提出し、外交ルートによる問題解決を継続するよう主張しました。これについて洪磊報道官は、「現在、イラン核問題をめぐる対話は重要な段階にあり、対話と協力は問題解決における唯一な正しい道だ」と述べました。
洪磊報道官はさらに、「中国はIAEA理事会がイラン核問題に関する審議に積極的に参加し、客観的、かつバランスよくこの問題を処理し、問題解決で建設的な役割を果すよう期待している。中国は、IAEAがイランとの対話と協力を推し進め、イラン核計画の平和利用に対する国際社会の信頼が回復されるよう望んでいる」と語りました。(09/12 Lin)国際・交流へ
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