第19回世界エイズ会議は22日の夜、アメリカの首都ワシントンで開幕しました。今回の会議は「共に潮流を変えよう」というテーマのもと開催されます。ワシントンでの開催は25年ぶりとなります。

　今後の1週間、世界190あまりの国や地域からの代表2万人が一連のシンポジウムやフォーラムなどを行い、今後どのようにして多くの政府と社会の資源を生かし、新しい感染の減少や差別化、死亡率をゼロといった目標を実現させるかをめぐって討議する予定です。

　国連のパン・ギムン事務総長はテレビ演説で「国連総会は1年前に2015年までにエイズウィルスの新規感染率を半分に減らすこと、1500万人の患者が治療を受けられるようにすること、母子感染をなくすという目標を制定した。各国がより多くの資源を投入し、経験を分かち合い協力すれば、目標は実現できる」と語りました。（Yin　吉野）

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