この報告は、韓国のプサン(釜山)で行われた第10回アジア太平洋エイズ大会で発表されたものです。
報告書によりますと、2001年から2009年までの期間、この地域の新たなエイズウイルス感染者は45万人から36万人に減少しました。また関連サービスを受けたエイズウイルス感染者は増えたものの、エイズの予防、治療、感染者への理解と援助などの面においては、「多くの国が目標に達するレベルではない」としました。
このほかアジア太平洋地域の新たに増加したエイズウイルス感染者の感染経路は以前として性的接触、麻薬の使用、同性愛、性転換であり、感染者とその伴侶に対する保護措置がまだ十分に行われていないなどの内容が記されています。(任春生、吉野)
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