国連安全保障理事会は7日、エイズ対策に関する会議を開き、地域紛争中および紛争後にHIVに感染し、またはエイズの影響を受ける人、特に女性たちに長期的な援助を提供することを目指して、効果的かつ一致した行動を起こすよう呼びかける決議を全会一致で採択しました。
決議は、「HIVとエイズが女性に与える影響が特に大きいことから、国際社会は、各国での保健システムおよび民間ネットワークの構築と強化を支援し、地域紛争中および紛争後にHIVに感染し、またはエイズの影響を受けた女性と女の子に医療支援を提供する必要がある」としています。
決議を採択した後、国連のパン・ギムン事務総長は、各国に対して、エイズ対策を、性的暴力への反対と女性の権利保護と結びつけるよう呼びかけました。さらに、「エイズが発見されて30年となった今、世界でHIVの新規感染がなく、エイズ患者を差別せず、及びエイズによる死者がいなくなることを引き続き約束しよう」と訴えました。(翻訳:鵬)国際・交流へ
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