中国国家電力監督管理委員会の責任者は16日、今年の下半期、電力需給は全体的にバランスの取れた状態で、電力使用量は増加する見込みだと明らかにしました。
この責任者によりますと、経済の成長速度がゆるみはじめるなどの影響で、上半期の電力使用量の増加率は減少しましたが、電力供給は徐々に需要を満たし、基本的にバランスの取れた状態だということです。3月以降、全国で計画停電や電力不足などの状況は見られていません。下半期は国の関連政策の効果が現れ始める見込みで、今年の電力使用量は前年同期を7%上回り、5.1兆キロワット時前後に達すると予測されています。
1月から6月にかけて、全国の電力使用量はおよそ2.4兆キロワット時を超え、前年同期と比べ5.5%増加しましたが、増加率は6.7ポイント減少したということです。(趙寒雨/中原)暮らし・経済へ
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