ミュンヘン再保険グループがこのほど発表したデータによりますと、今年上半期、アジア太平洋地域の自然災害による損失は世界全体の23%を占めることが分かりました。
それによりますと、今年上半期、世界範囲の自然災害による損失は260億ドルに達し、そのうち85%の関連保険損失と61%の総損失はアメリカで発生したもので、主に火災、ストーム、竜巻などによるものとなっています。また今年の上半期、アジア太平洋地域で発生した自然災害はおよそ200件に達し、世界総数のほぼ半分を占めたものの、経済損失が占める割合はわずか23%だったということです。
これに対し専門家は、「今年、アジア太平洋地域における物理的事件の発生は比較的落ち着いている。去年、世界の77%の自然災害による損失はアジア太平洋地域に集中していたのに比べれば、今年上半期の経済損失は比較的少ない」としています。(07/16 Lin 吉野)
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