アジア開発銀行は28日、2011年の中国の経済成長率は9.6%と予測した報告書を発表しました。低迷した外部環境や緊縮財政策の影響を受け、より持続可能な水準に低下するとの見方を示し、2012年には、経済成長率は9.2%になると予測しています。
アジア開発銀行が発表した「アジア経済モニター」の中では、「上昇しているインフレ水準は、中国を含むアジアの新興経済国にマイナスな影響をもたらしている。このほか、日本経済成長の減速やユーロ圏の債務問題、米国に発生しうる債務不履行などのリスクを抱えている。一方、中国のような力強い高度成長を維持してきた経済国にとって、成長率の低下は経済成長の過熱化を避けることができ、必ずしも悪いことではない」としています。国際・交流へ
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