3日間におよぶ第11回アジア安全保障会議(シャングリラ対話)が1日、シンガポールで開幕し、アメリカや中国、ドイツ、イギリス、オーストラリア、日本、カナダ、インド、インドネシアなど27カ国の国防相と政府高官、学者らが出席しました。
中国からは、人民解放軍軍事科学院の任海泉副院長が中国代表団を率いて出席し、世界と地域の安全情勢やその他の共に関心を寄せる問題について各国と意見を交換します。こうした対話を通じて、交流を強化し、相互理解と信頼が深められると期待しています。
今回の対話は、財政緊縮時代のアメリカの防衛政策、航行自由の保護、抑止力と地域の安定、戦争の新しい形と新しい脅威、および、世界とアジア太平洋地域での新しい安全保障リスクという5つの議題を設けたほか、中国南海の領土紛争阻止などについて、5回の非公開会議を開くことになっています。
アメリカのパネッタ国防長官とアメリカ太平洋軍のロックリア司令官は、この対話に初めて出席しました。(ZHL、大野)
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