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ASEAN・中国外相会議、一層の協力の推進で合意

2012-07-12 15:13:57     cri    

























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 ASEAN(東南アジア諸国連合)・中国(10+1)外相会議が11日、カンボジアの首都プノンペンで開かれ、ASEAN加盟国の外相、中国の楊潔チ外相及びASEANのスリン・ピッスワン事務局長が出席しました。会議に出席した外相らは、中国とASEANが対話パートナーシップを確立した20年余りの間に収めた実績を積極的に評価すると共に、経済や安全、文化、教育などの分野における協力について討議し、協力の拡大について合意しました。

 中国の楊潔チ外相は11日の会議で、「中国の発展には平和、安定、かつ繁栄した外部環境を必要とする。われわれは団結して、活力にあふれる強いASEANをみたい。これは中国の戦略的利益にも合致するからである。中国政府はASEANを含め、周辺諸国との関係発展を非常に重視している。ASEANとの友好関係を固め、互恵協力を増進し、共同発展を推進していくことが、ASEANとの関係発展を推進する重要な目標だ」と語りました。

 楊外相はまた、双方の貿易関係の推進や、海上セキュリティ協力、社会・人的分野の協力などについて、具体的な提案を行い、ASEAN共同体を構築するニーズに合わせて、中国とASEANとの協力のポイントを適時に調整する意向を示しました。

 ところで、2011年に開かれた第14回ASEAN・中国首脳会議では、「平和と繁栄のための戦略的パートナーシップに関する共同宣言」の新行動計画(2011~2015)が採択されました。これについて、ASEAN・中国(10+1)外相会議の議長国を努めるベトナムのファム・クアン・ビン( Pham Quang Vinh)外務大臣は、「新行動計画は、これまで実り多い成果を収め、中国とASEANのウィンウィンのパートナーシップを強化し、地域の平和、安定と繁栄を守るために重要な意義がある。経済分野においては、双方の協力は絶えず進展しており、特に、中国・ASEAN自由貿易協定の発効による効果が大きい。中国は今ASEANにとって最大の貿易パートナーであり、ASEANは中国にとって4番目の貿易パートナーとなった。2015年になると、双方の貿易額は5000億ドルに達するものと確信している。」と語りました。

 中国の傅瑩外務次官は外相会議の後、記者のインタビューに答えて、「アジアの経済発展は速いスピードを保ち、活力に満ちている。しかし、このような発展のスピードを保つためには、多くの課題を抱えている。今後も引き続き協力のテンポを保ち、アジアの発展の勢いを維持するには、双方は、共通した利益と責任を持ち、共に努力していかなければならない。中国の発展はASEANにとって、チャンスであり、また、ASEANの発展は中国にとってもチャンスだ」と述べました。

 また、「南海行動規範(COC)」について、傅瑩外務次官は、条件がそろうならばこの問題に関する討議に加わる意向があるとして、南海問題に関する交渉は、「南海各方面共同宣言」を遵守することが前提だと強調しました。

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