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国連平和維持活動局、「シリア、内戦状態にある」

2012-06-13 17:07:22     cri    

























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 このほど、シリア各地では暴力衝突が急激にエスカレートし、政府軍と反政府武装勢力はシリアの多くの都市で激戦を繰り返しています。シリア人権監視団は、12日だけでも少なくとも36人が衝突で死亡し、11日では少なくとも111人が死亡したとしています。国連平和維持活動局のエルベ・ラドゥス局長は12日、「シリアはすでに完全な内戦状態にある」と発表しました。

 シリア人権監視団によりますと、12日、シリア政府軍は戦闘ヘリコプターを出動させ、シリア北西部ラタキアのハッファ地区にある反政府武装勢力の拠点に対し猛烈な砲撃を行ったとしています。これまでに、双方はこの地区で8日間に渡り戦闘を続けていたということです。シリア人権監視団のラミ・アブドル・ラーマン代表は、「過去1週間の間に、ハッファ地区で起きた武力衝突で、少なくとも120人が死亡した。その中には68人の政府軍兵士、29人の市民と23人の反政府武装勢力者が含まれている」と話しています。また、シリア人権監視団のメンバーは、シリア政府軍は12日、東部のデリゾール、北部のアレッポと中部のホムスなど多くの都市にいる反政府武装勢力に砲撃を行ったとしています。

 国連は12日、シリアにいる国連監視団のメンバーが当日ハッファに行く途中、地元の住民から、乗っている車に石を投げつけられたり、発砲されたりするなどの攻撃を受けたが、迅速に現場から離れたため、負傷者は出なかったと話しています。

 シリアの反政府武装勢力「シリア全国委員会」は11日、シリア人民とシリア人民の友が13日の13時に世界各国にあるロシア大使館の前で平和的なデモ活動を行い、シリア問題におけるロシアの立場に怒りを示すよう呼びかけました。また、「シリア全国委員会」は、政府軍兵士がシリア人虐殺をやめ、シリアの都市を包囲する指令を拒否し、政府軍兵士と各級の軍幹部が「自由シリア軍」に加わるよう呼びかけました。

 国連平和維持活動局のエルベ・ラドゥス局長は12日、メディアの質問に答え、「シリア政府軍は全国各地で、反政府武装勢力と激しい衝突を繰り広げ、シリアはすでに完全な内戦状態に入った」と答えました。また、「複数の大都市を含むシリアの大半の領土は反政府武装勢力に奪われ、政府軍はこうした地域を奪還しようとしている。双方の武力衝突は急激にエスカレートしている」と述べました。

 シリアの武力衝突が増す中、国際社会は双方が停戦し、アナン特使の6つの提案を実施するよう求めていると同時に、シリア危機に対し緊急国際会議を開くよう呼びかけています。アナン特使の報道官であるアファマド・ファウジ氏は12日、国際社会は近いうちに、シリア危機の展開に対し緊急な対応を協議する連絡会議を開く予定だと述べました。また、ファウジ報道官は、「会議開催の時間と場所、参加者などはまだ決まってないが、各方面はシリア危機について協議を開く必要性と緊迫性については同じ認識をしていることから、近いうちに開かれる。しかし、今回の会議は新たな計画を打ち立てるのではなく、シリアの双方にアナン特使の6つの提案を守り、実施するよう求めている。今のところ、アナン特使の6つの提案はシリア危機を解決する唯一の方法だ」と述べています。

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