イランメディアがラヒミ第1副大統領の話を引用して報道したところによりますと、「イランに対する制裁は厳しければ厳しいほど、イランの実力と偉大さが現れ、イランの自給自足が促される」としています。ラヒミ第1副大統領はさらに、対イラン制裁を歓迎するようイランの政府関係者に呼びかけ、「これはイラン国内の団結を促す」と述べました。
またイランの国営メディアの報道によりますと、イラン議会の経済委員会はEUの石油輸入禁止令に対応するための会議を開き、数日内に関連対応策を発表するということです。
EU外相会議は今年1月にEU加盟国のイランからの石油輸入を禁止し、イランの石油貿易に対する融資や保険サービスの提供を禁ずる決議を可決しました。決議は7月1日から正式に実施されます。
現在、イランは世界で4番目に大きい原油産出国で、OPEC・石油輸出国機構で2番目の石油輸出国でもあります。石油はイランの経済動脈とされ、外貨収入の85%を占めているということです。(Lin、吉野)国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |