イランのジャリリ核問題交渉首席代表は13日、「西側諸国が新ラウンドのイラン核問題交渉の情勢について判断を誤れば、交渉は何の成果も得られないだろう」と述べました。
ジャリリ代表は、「もし西側諸国が交渉の成功を求めるなら、対話と協力の政策を守らなければいけない。威嚇的な発言や高圧的な策略は無駄だ。イランと西側諸国の核問題交渉の基本は、論理性と前向きな自発性だ」と強調しました。
イスラエル政府高官のイランに対して武力行動を取るとの発言について、イランの最高指導者ハメネイ師の顧問、ベラヤチ前外相は、「イスラエルはイランの核施設を武力攻撃する実力も勇気もない。イランに対してとんでもない行動を取る国があれば、イランはその国に対して忘れがたい教訓を与えるだろう」と述べました。
この他、イランを訪問中のロシアのラブロフ外相は13日テヘランで、「ロシアは、イランに対するあらゆる形の一方的な制裁に反対する」と述べました。(白昊、大野) 国際・交流へ
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