イスラエルのネタニヤフ首相は6日夜、政府部内の問題が解決できないため、総選挙を前倒しして4ヶ月以内に実施すると発表しました。

　ネタニヤフ首相は当日行われた与党リクードの会合で基調演説し、政治問題で総選挙を前倒しすることを決めたと発表しました。地元メディアによりますと、選挙は9月4日の実施が有力だということですが、ネタニヤフ首相は当日、具体的な実施日は発表せず、「総選挙には4カ月が望ましい」と述べました。

　また、ネタニヤフ首相は「今年に入って、政府は安定性に欠けている。政治上の不安定さは国家の安全確保や経済と社会の成長に不利だ。政治の安定化を図るために早期に選挙を実施することを決めた」と説明しました。

　現在、イスラエルの各党派は議会の解散や選挙の前倒しについて合意しており、選挙戦も準備中だということです。（ミン・イヒョウ）国際・交流へ