李保東大使はこの日、国連安保理で開かれた中東問題に関する会議で演説し、「パレスチナとイスラエル双方が、国連の関連決議や『平和と領土の交換』原則、『アラブ和平提案』、『中東和平ロードマップ』などを踏まえた上で、対話と交渉を通じて食い違いを解消し、最終的にパレスチナの独立国家樹立と両国の平和的共存を実現するよう中国は一貫して主張している」と述べました。
また、「イスラエルの入植地建設問題は双方の和平交渉を再開するに当たって最大の障害である。パレスチナ占領地におけるユダヤ人入植地の建設を中国は一貫して反対している」とした上で、「交渉の難局を打開し、対話の再開を促すすべての措置を中国は歓迎、支持する」と強調しました。
この他、シリアとイスラエル、レバノンとイスラエルの関係についても言及し、「中東問題の全面的な解決は、シリアとイスラエル、レバノンとイスラエルの和平交渉の前進を避けては通れない。安保理は中東和平プロセスの推進でより貢献するべきだ」と述べました。(朱丹陽 中原)国際・交流へ
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