イランのソルタニエIAEA(国際原子力機関)駐在代表は、4日ウィーンで、「イランはフォルドにある核施設を閉鎖することはできない」と述べました。
地元のメディアによれば、ソルタニエ代表は、「イランはウラン濃縮活動を停止することも、フォルドの地下ウラン濃縮施設を閉鎖することもできない。この地下ウラン核濃縮施設はこれまでも、一貫して国際的な監視下に置かれている。安全な施設でIAEAの監督下にあるのに、どうして、われわれに閉鎖を要求するのか」と述べたということです。
イランとアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国、ドイツの6カ国により行われたイラン核問題についての新たな交渉は4月14日、トルコのイスタンブールで終わりました。双方はいずれも、交渉は建設的で前向きのものだと認めており、5月23日に、イラクの首都バグダッドで交渉を再開することに同意しました。(董燕華、大野)国際・交流へ
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