イラン代表と米国、イギリス、フランス、ロシア、中国、ドイツの6カ国の代表は14日トルコのイスタンブールで、イラン核問題をめぐり新ラウンドの交渉を始めました。今回の主な議題はイランのウラン濃縮などの問題となっています。
会談直前、6カ国代表はイラン核問題への立場を一致させるため、意見交換を行いました。
イランのジャリリ核問題交渉首席代表は会談にあたり、「イラン核活動への各国の憂慮を緩和するため、イランは会談期間中、核問題を解決する新たな提案を提出する」と発表しました。
会談に出席した中国側の代表である、中国外務省の馬朝旭外務次官補は、「中国は平和的な交渉を堅持し、今回の会談が順調に進むことを希望する」とし、「現在の情勢の下で、対話を進めることは、イラン核問題の情勢緩和や地域の平和と安定に、重大な意味がある。これは各方面の根本的な利益と国際社会に共通した願望に一致している」と述べました。(白昊、小野)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |