この会議には、アメリカとロシア、フランス、ドイツなどを含む約50ヶ国からの200人余りの国防幹部らが参加しました。
ロシアのニコライ・パトルシェフ連邦安全保障会議書記は、「NATO・北大西洋条約機構の欧州ミサイル防衛(MD)システムが、ロシアを対象としない法的保障が必要な上、ロシアの核戦略に脅威を与えない保障も必要だ」と述べました。
また、ロシアのニコライ・マカロフ参謀総長は、「状況が悪化すると、ロシアは破壊的な力を動員して、同システムに先制攻撃を行う決定をするだろう」と警告しました。
これに対し、NATOの責任者は「欧州ミサイル防衛(MD)システムについて、NATOはロシアと積極的な協力を行いたい。ロシアは、欧州ミサイル防衛(MD)システムがロシアの抑止力を破壊しない保証を得るだろう」と述べました。
アメリカ国務省のトナー報道官は3日、「欧州ミサイル防衛システムは、米ロ両国間の戦略的バランスを破壊することはない。そのため、ロシアは欧州ミサイル防衛システムに対する軍事的な対抗措置を取る理由はない」と述べました。(万、KOKUSEI) 国際・交流へ
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