ロシア民間航空の旅客機が2日に、乗客乗員43人を乗せて西シベリアの都市チュメニを離陸した後、まもなく墜落しました。この墜落によりこれまでに31人の死亡が確認されました。また12人の生存者がおり、中国人の犠牲者はいなかったということです。

　モスクワ時間2日の午前5時50分（日本時間2日午前10時50分）、この旅客機はチュメニ市の空港を離陸してまもなくレーダーモニターから消え、管制塔との連絡が絶えました。調べたところによりますと、旅客機は墜落後に炎上したということです。救援隊が現場で29人の遺体を確認し、14人の負傷者は近くの病院に運ばれましたが、そのうち2人が病院で死亡しました。生存者もみなやけどを負うなど、負傷しているということです。

　すでに旅客機のブラックボックスが発見され、現在、墜落原因を究明中です。（04／02　Lin、吉野） 　国際・交流へ