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温首相のヨーロッパ訪問、友好と協力の旅に

2012-04-28 16:59:20     cri    

























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 中国国務院の温家宝首相は28日、ヨーロッパ4カ国の歴訪を終え、北京に戻りました。訪問の終了に当たって、楊潔チ外相は記者に訪問の成果を紹介し「温首相の訪問は友好と協力の旅であった。各国との相互信頼を深め、共通認識を広げ、自信を強め、協力を進めるという目的を達成した。これらは友好関係の構築や、中国とヨーロッパ関係の全面的な発展に積極的な影響を与えるだろう」と述べました。

 4月20日から27日にかけて、温家宝首相はアイスランド、スウェーデン、ポーランドの招きに応じて正式訪問行ったほか、ドイツハノーバー工業博覧会の開幕式やパートナー国のイベントに出席しました。今回温家宝首相が訪れた4カ国はヨーロッパの代表的な国です。温家宝首相は8日間で70あまりのイベントに出席し、多くの講演を行い、政治、経済、文化の面から中国と相手国の友好協力や、中国とヨーロッパの戦略的なパートナー関係を推し進めました。また、世界に向けて中国の改革開放、平等互恵、持続可能な発展戦略の理念を紹介し、平和、発展、協力という責任感のある中国のイメージを発信しました。

 楊外相は「温首相は中国と相手国の友好関係発展の新たな章を開いた」と評価しています。

 温首相がアイスランドの指導者と達した一連の共通認識は、両国関係の発展に基礎を作り、方向性を示すものとなりました。両国の指導者は協力の重点として、「中国とアイスランドの自由貿易協定協議を速めること、両国の投資協力を強化すること、地熱エネルギー、極地などの分野における協力を推し進めること」の3点を打ち出しました。アイスランド側は温首相の訪問について「重要な意義を持ち、両国関係の発展の一里塚となった」との見解を示しています。

 温首相のドイツ訪問は両国の互恵協力のレベルを引き上げるものとなりました。ドイツのメルケル首相は温首相の訪問活動に同行しました。温首相はインフラ整備、企業投資、貿易、金融を含む経済協力を行い、両国の各分野における協力を促進するなど一連の計画を打ち出しました。これに対してメルケル首相は、「ドイツと中国が協力を強めることは国際的にも影響を及ぼすだろう」と評価しました。温首相はまた、「中国はヨーロッパの一体化を応援し、ヨーロッパに対して自信を持っており、国際社会とともに債務危機の対応に積極的な役割を果たしていく」として、中国の立場を改めて強調しました。一方、メルケル首相は中国がユーロとヨーロッパ経済の安定化を図るに当たって果たした役割を評価し、「ドイツはEUと中国の協力強化を進めて行きたいと考えている」と述べました。

 スウェーデン訪問の際、温首相は「両国の協力を促進していきたい」との希望を示しました。両国の指導者は環境保護、持続可能な発展、イノベーション分野の協力などについて共通認識に達しました。スウェーデン側は中国の発展の成果を高く評価し、「中国と協力を強め、共に国際競争力を高めていきたい。両国国民は持続可能な発展の道において、よいパートナーになれると信じている」と語りました。

 ポーランド訪問で両国の首相は、定期的に会談を行うための体制の打ち立てを決定し、ハイレベル交流を強め、政府間の協力委員会を設立し、各分野における交流と協力を推し進めることで意見が一致しました。

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