国際通貨基金（IMF）は20日に「加盟国の最近の確約に基づき、各国からの拠出額はすでに4300億ドルを超えた」と発表しました。

　この日の午前、IMFのラガルド専務理事は「各加盟国からの拠出額はすでに3570億ドルに達した」と表明しました。その後、20カ国・地域（G20）とIMFの専門機関である国際通貨金融委員会の会談後の共同声明で最新の数字が示され、増資額が4300億ドルに達したことが発表されました。

　ラガルド専務理事は加盟国の拠出増加の決定を歓迎し、「この増資額はIMFの融資額を2倍に拡大した。これは世界の金融安定および、世界経済のより安定的な回復を促進する国際社会の強い願いを示した」と強調しました。(董燕華、吉野)暮らし・経済へ